2023年新作アイスブルー文字盤が目を引く、ロレックスのプラチナ製「デイデイト」が誕生
ロレックスは、ウォッチズ&ワンダーズ 2022において、プラチナ製の「オイスター パーペチュアル デイデイト 40」を発表した。白く明るい光を放つフルーティングベゼルは950 プラチナ製で、ブルーの秒針とアイスブルーの文字盤が、本作ならではの上品さを演出する。
重厚感と高貴さを併せ持つデイデイト
ロレックスは、“新作時計の祭典”と称されるウォッチズ&ワンダーズ 2022で、オイスター パーペチュアル デイデイト 40」の新モデルを披露した。本作は、美しいアイスブルーの文字盤からも読み取れるように950 プラチナ製のケースを持ち、フルーテッドベゼルとプレジデントブレスレットを備えている。
デイデイトは、ロレックスのコレクションと歴史を代表するモデルのひとつである。1956年に誕生し、名前が示す通り日付と曜日を示してくれる時計だ。曜日表示は特徴的で、12時位置に弧状の窓が設けられ、そこでフルスペルの曜日を表示するというものは、当時世界初の試みだった。
また普段使いにおける性能に長けているデイデイトは、世界中の多くの政治家や指導者に愛されてきたという歴史もある。歴代の愛用者を思い起こさせる名前がつけられた、3列リンクの“プレジデントブレスレット”が示すように、このデイデイトは「プレジデントに愛用される時計」としてその名を知られるようになったのである。
その最新作である本作は、ステンレススティールや18Kホワイトゴールドと比較して一際明るい輝きと、魅惑的とも言える白っぽい光を反射する950 プラチナが、ケースとブレスレットに採用されている。
ブランドを象徴する要素のフルーテッドベゼルも勿論プラチナ製で、この形状のベゼルにプラチナを使うのは本作で初めての試みである。長年の研究を経て新しい製造工程を生み出し、ベゼルに完璧なまでの鏡面のフルーティングを与えたのだ。
また前述の通り、本作はプレジデントブレスレットが取り付けられ、3列になったリンクの内部には、柔軟性と耐久性を高めるためにセラミックインサートが備えられている。さらに、コンシールドアタッチメントシステムにより、ブレスレットとケースの接続部は一体感のある外観になっている。
高精度で時を刻むキャリバー3255
そして本作には、2015年にデイデイトで採用された自社製ムーブメント、キャリバー3255が搭載されている。数件の特許を申請しており、精度や持続時間、耐衝撃性と耐磁性、利便性と信頼性において際立った性能を発揮する。
ロレックス 偽物独自の仕様が、高いエネルギー効率と信頼性を両立させる、特許取得済みのクロナジー エスケープメントだ。ムーブメントには、常磁性合金でできたブルー パラクロム・ヘアスプリングが備えられている。ニッケル・リン合金製のため、磁気の影響を受けにくい。
ブルー パラクロム・ヘアスプリングにはロレックス オーバーコイルが装備され、着用時でもきちんと等時性を保つ。テンプもブランド独自のパラフレックス ショック・アブソーバが搭載され、ムーブメントの耐衝撃性を高めている。